ごあいさつ、マナーなど、子どもが日常的に必要な“礼儀”や“作法”を学んでいきます。“よい行い”と“悪い行い”を表面的なお行儀ではなく、心の芯の部分でしっかりと理解できるようにしています。小さい子どものうちから身についた、行動の規範は、大人になって、きちんとした社会生活を送るためにも、重要な意味を持っています。
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お作法
茶道の専門家を招いて、“本格的なお作法”を十分に教育します。お友だちや親戚のお家にお招きされたとき、安心できるくらいに、礼儀正しく落ち着いた態度、堂々としたふるまいが身についてきます。
“茶道”のおけいこはもとより、畳の上での“歩き方、お辞儀の仕方、座り方”などの“美しい所作や嗜み”も一緒に学ぶことができます。はじめは、“お茶菓子”を楽しみにしていた子どもたちも、おけいこが進むにつれて、皆でお茶を飲む楽しみや雰囲気、お作法の動作そのものの面白さに目覚め、次第に「文化的な楽しみ」として、理解するようになってきます。
めぐみ幼稚園では、“お作法”の時間を「ぜひとも身につけておきたい“教養”」のひとつ、「日本の伝統文化を生かした“情操教育”の一環」だと位置づけて、積極的に取り組んでいます。
給食
門真めぐみ幼稚園では、 給食も教育の一環として、重視しています。 給食は、単に、食べるだけの時間ではなく、皆で作り上げるものだと思っています。そのため、お当番の園児がお手伝いすることになっています。3歳児から、「おはし」を使って食事をすることも特徴です。最初はぎこちなかった子どもたちも、お友達と練習することで 比較的スムーズに使えるようになります。
交通安全教室
めぐみ幼稚園では、毎年春と夏の“交通安全教室”へ参加しています。子どもの数が減り、“車中心”のまちの中では、自分を守るために、きちんとした安全知識とトレーニングが必要です。
大阪の子どもに多い自転車事故への対策や歩行時に注意することなど、細かな訓練を通して、身近な危険への心構えを学びます。。
報恩講
毎年秋、大阪なんばの“南御堂”に出向き“報恩講”に参加します。
“読経”や“お灯明”、“献花”など、おごそかな“仏教行事”を通して、人への“思いやり”や“感謝する心”の大切さを実感します。
ジャグリングなど、イベントもたくさんあり、毎年楽しみにしている園児も多いです。
中学生の体験学習
門真市立第五中学校2年生の生徒が、めぐみ幼稚園での職業体験を行います。“中学生の体験学習”の受け入れは、園の“社会貢献”的な要素がある一方で、園児にとっても“貴重な社会体験の場”となっています。
いつもの先生とは違う、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちとの“異世代交流”を通して、新しい“出会い”に応じた、幅広い“コミュニケーション力”を培います。
その他
その他、運転手さんや調理員さんにご挨拶したり、先生のお話を聞くことなど、日常の行動の一つひとつを、しつけや教育の一環と考え、けっしておろそかにはしていません。また、「避難訓練で消防署の人をお招きする」など、できるだけ園の外部との交流の機会を増やし、世の中の仕組みを理解できるようにしています。集団行動や規律・ルールの概念など、社会的な視点からの教育にも配慮しています。